コラム

fundnoteでの新たなる挑戦へ、キックオフ【倉夏海】

社員紹介

証券営業畑から直販投信のfundnoteへ。
サッカー、バックパッカー、証券営業のその先・・・
未だ見ぬフィールドへと踏み出した、倉夏海の新たな挑戦とは?

―――出身地や大学進学までの経歴を教えてください 
出身地は長崎県長崎市です。幼稚園の時にTVで日本代表の試合を観たのがきっかけで、4歳からサッカーを始めました。小学生からはクラブチームに所属しプレーをしていたため、地元以外の同級生とも関わる機会が多かったです。また、毎週末は県外に遠征に赴き、身近なコミュニティに囚われずに広い世界を見渡すことができていました。この経験をもとに、「新しいこと」や「知らないこと」に果敢に挑戦する性格が培われたと感じています。

 高校は長崎日本大学高校にサッカーの特待生で声をかけていただいて進学しました。日本代表の森保監督の母校です。高校時代にプリンスリーグという九州リーグでプレーしていたため身近にもプロに進んだ選手が多かったです。ただ、その選手たちを間近で観ていたからこそ、自分自身がプロの道に進むのは難しいと壁を感じ、教師をしながらサッカーの指導に関わりたいと考え、福岡大学にて教員免許を取ろうと進学を決意しました。 

涙を流す悔しさも、仲間と分かつ喜びもコートの上で学んだ

―――大学ではどんなことをしていましたか? 
小学生のサッカーコーチのバイトを始め指導者ライセンスを取得しました。その後、知人の伝手を辿って当時なでしこリーグに所属していたクラブのユースの監督をさせていただきました。 
 
大学2年時から3年時の春休みに高校時代からの友人と世界一周の旅(といっても北半球のみ3か月間ですが)に行くため監督を退任し、東南アジアや欧州を中心にバックパッカーをして周りました。SNSやテレビでの映像ではなく、自分自身の肌で異国の土地や文化、自然を感じたいと強く思っていたのでとても刺激的な期間でした。一緒に周った友人とはお互い仕事を引退したらもう一度行こうと話しています。卒業旅行も海外を周っていましたし、前職の時も長期休暇の際は海外に行くのが習慣でしたので20か国以上は周っていますね。  

―――世界一周の旅で、特に心に残っている国はどこですか? 
バックパッカーとして最初に訪れたカンボジアは衝撃でしたね。それまで海外は韓国しか行ったことがなかったので、衣食住の環境が全く違う経験は驚きの連続でした。今でも空港を出た時の現地の匂いや高揚感を鮮明に覚えています。日本という恵まれた環境で育った自分は時の流れに身を任せてなんとなく過ごしている時間もありましたが、「生きる」ということについて見つめ直す期間になりました。 
たまたま道路の反対側を歩いていた日本人の方にお声かけして、図々しくも家に泊めていただいたのも良い経験で、現地での生活や人々のリアルについて教えていただけたのはラッキーでした。 

世界を旅したバックパッカー時代

―――就職活動で金融業界に興味を持ったのはなぜですか? 
カンボジアの話ばかりになりますが、途中で滞在した宿に大手証券会社の元役員の方がいらっしゃいました。遺跡巡りと夕飯をご一緒させていただき、人生や仕事の話など様々なお話をしました。わざわざ僕らが宿泊できるような(1泊1000円くらいだったような)宿に泊まり、おいくつになられてもどんな環境でも人生を楽しめるマインド、レベルを合わせて私に伝わるように話してくれること、そして深みのある面白い経験の数々。こんな大人になりたいと憧れを抱いたのが証券会社に興味を持ったきっかけでした。 

 
―――新卒入社前に金融業界に感じていた魅力とはなんでしたか?
スポーツ業界のリアルな現場で働いた経験から職業として生きていくのは難しいと感じていましたが、その他にこれがしたいというものや想いもありませんでした。もし今後、明確な夢や目標ができたときに実行に移せる知識や経験を付けるとすると、金融業界で培った知識はどの業界にも通じるんじゃないかという考えから自然と目を向けていました。先ほどお話した方とのカンボジアでの出会いもあり大学3年時に証券会社のインターンに参加し、就職活動で面接までしっかり受けたのは野村證券と前職の三菱UFJモルガン・スタンレー証券の二社だけでした。国内最大級の金融グループであることに加えモルガン・スタンレーとのジョイントベンチャーということで素人ながら今後優位な点が多いんじゃないかという安易な考えで後者に決めました。

―――仕事について、これまでのご経歴を教えてください  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の浜松支店、恵比寿支店(現渋谷支店)、京都支店の3カ店で勤務させていただきました。金融の知識も全くない状態でしたので株式とは何ぞやという初歩中の初歩から、社会人としてのふるまいの「いろは」も叩き込んでいただけました。部や支店関係なく仲良くしていただいていたので諸先輩方のキャリアや今後のプランについて幅広い見方ができるようになったと感謝していますし、退職した後も食事に誘っていただける関係はありがたいです。 
 
証券会社で働いてよかったと感じるのは現役の企業経営者の方たちとの接点を多く持てたことですね。京都支店在籍時にお取引させていただいた経営者の方との出会いは今後のキャリアを考える上での転機になりました。その方も30歳までは金融機関に勤められていらっしゃいましたが退職して実家の会社を継がれ、現在どんどん事業拡大をされている方です。商談の際や宴席の場で様々なお話をお聞かせいただく中で、私自身も大手企業の中の一社員として働くことより、主体性を持って行動していきたいという想いが強くなっていきました。 
 

―――「主体性を持って行動していきたい」想いが強くなったのには、
ご自身の中で、具体的にどのような価値観の変化があったのでしょうか?
 

その方は「365日24時間いつでも自由に、仕事をしているし好きなことをしている。仕事とそれ以外という頭の切り替えがない」と仰っていました。経営者なのでサラリーマンと考え方が違うのは当たり前かもしれません。前職のときは17時過ぎには退社することも多く、営業外の時間は社用携帯やPCを触るのは基本的にNGなので完全にプライベートと仕事の時間を別けて考えていました。ただプライベートの時間に学生時代のように熱中して取り組めることを見つけることができませんでした。 

今、fundnoteでは、人生の大半の時間を注ぐ仕事に対して会社にコントロールされるのではなく、一個人として常に考えながら行動していく必要があり、その成果が会社の成長に直結しているのが分かり易い環境なので、どちらかというと経営者に近い考え方で仕事に取り組めていますし、そういった場所で仕事がしたいと思えるようになったのはその方と出会ったことが大きかったです。 

―――fundnoteに入社した経緯を教えてください 
前職の先輩であり弊社、営業部長の黒岩さんにキャリアの相談をしたことがきっかけです。恵比寿支店在籍時に違う部署でしたが仲良くさせていただいておりました。思えば、私が入社3年目の転職を考えていた時期にも一度ご相談させていただいていましたね。 
 
前職に6年9か月在籍しましたが、ずっとリテール畑にいたこともあり、社内での部署異動や今後のキャリアについて考えていました。年齢的にも30歳という節目を目の前に社内外の先輩方にキャリアについて相談しており、前職においてエリート街道を歩まれていたにも関わらず、転職をされた黒岩さんに連絡し「fundnoteについて」や「fundnoteの今後の展望について」のお話を聞かせていただきました。 
ベンチャー企業であるが故に一人ひとりの決断や行動が会社の進む道を変えて行くので、オーナーシップを持って働ける、逆にいうとそういったプレッシャーを常に抱える環境に身を置くというのは私自身の成長に直結すると考えたのも転職を決断した経緯です。  
 

―――前職から先輩後輩の関係にあたる、そんな黒岩のリスペクトしている部分を教えてください
前職時代から結果へのコミットは凄くてトップセールスとして有名人でした。さらに、現状に満足せず成長するために新しいことに挑戦し続け、何事もそつなくこなしてしまうところは流石だなと思っています。かといって一人で突き進むというわけではなく周りを巻き込みながら仕事を進めるのが上手で、日々勉強させていただいています。 
 
あとは、時間は平等ということも突き付けられますね。黒岩さんはお子さんが大好きで良く話を聞かされますし(笑)それでいて読書の量も凄ければ、朝からランニングもされています。昼ご飯はサラダとチキンと卵しか食べていないです。ストイックですよね。 
 

―――現在の業務内容や役割、そのやりがい教えてください 
セールスとしてファンドのご提案をしています。 
前職との違いを感じるのは提案の際にファンドマネージャーに同席いただけることですね。弊社、川合の分析力やトレードの上手さは長年プロとして働かれているので当然かもしれませんが、その頭の中を覗くことができる機会はそうそうないと思います。プロの投資家の方に提案する機会もありますが私も日々勉強させていただいており、一金融パーソンとしての成長を感じています。私も代表の渡辺と同じく、前職のリテール時代は販売していた投信のファンドマネージャーが誰か、どういった哲学かは恥ずかしながらあまり理解していなかったです。現在は弊社の想い、川合の哲学を直接、投資家の方にお届けできることにやりがいを感じています。 

―――様々な社会人経験を経た今、お客様と向き合う上で大切にしていることはどんなことですか?
「この人といると面白い」と思っていただきたいです。時間は有限であり、せっかく貴重な時間を割いていただけるのであれば、お客様にとって無駄な時間にしたくないです。前職と比較すると会社の知名度はまだまだですので、私自身の提供できる価値、自身の強みは何かということと日々向き合っています。 

―――fundnoteを通じてこれから挑戦したいこと、実現したいことはありますか? 
弊社の取り扱いファンドの魅力を投資家の皆様に見つけていただくこと、それを通して日本の優良中小企業を見つけていただくことで弊社が掲げている「投資を通じて日本を豊かに、人生をもっと豊かに」ということを実現したいです。個人的に株式市場で一番重要なことは「売買高」だと思っています。「株価上昇」はもちろん重要ですが投資家に見向きもされないということは、例えどれだけ優れた企業でも勿体ないことです。当たり前ですが売買が活性化することで企業も価値上昇のために改善していきます。セールスとしてより多くの投資家の皆様に弊社取り扱いファンドのこと、またファンドマネージャーの哲学を知っていただく、引いては魅力的な日本企業を皆様にも知っていただくことができるよう精進してまいります。 

新たな挑戦を求めて。人生という旅路は長い。


fundnoteは一緒に挑戦してくれる仲間を募集しています!
【採用情報はこちら】→https://www.fundnote.co.jp/careers/


会社概要

会社名:     fundnote株式会社
設立:      2021年8月
代表取締役社長: 渡辺克真
資本金:     140百万円
事業内容:    ・投資運用業・第二種金融商品取引業
         ・適格機関投資家等特例業務
         ・関東財務局(金商)第3413号
         ・一般社団法人 投資信託協会 加入
金商法に基づく表示等はこちらhttps://www.fundnote.co.jp/risk/

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