いつもお世話になっております。あけぼのの運用を担当するファンドマネージャーの川合です。
当ファンドは、IPO(新規株式公開)から5年以内の中小型グロース株を中心に投資しています。これに加え、市場の動向に応じて大型株を組み入れることで、ポートフォリオ全体のバランスを調整しています。また、市場が大きく下落した際のリスクを抑えるために、日経平均先物やグロース250先物を売ることでヘッジを行っています。
本日は、早朝に米国政府が発表した対外関税政策が事前の想定を上回るものであったことから、世界的な景気減速への懸念が以前にも増して拡大し、日本市場は大きく下落しました。輸出関税の影響を受けない内需株や、金利下落でメリットを受けるグロース株の一角は値を保ったものの、プライム市場の9割ほどが下落する全面安となりました。
こうした市場環境の中、当ファンドでは、3月31日のお知らせの通りネットポジションの引き上げを行ってきていたことからマーケットの下落影響を受けたものの、グロース株の比率を高めていたことから市場よりも下落率が低くなりました。
今後の市場について、一定のレンジ内で推移する目線は変えておらず、レンジ下限に近いものと考えております。米国政府は貿易収支を改善することをターゲットに関税水準を「一旦」設定したものと捉えており、今後のディール(交渉)により実業への影響自体は緩和していくものと想定しています。一方で、来年度の業績やガイダンスへはマイナスとなる可能性があり、またこれまで利上げを進めてきた日銀の金融政策に対しても影響するものと考えており、主要指数に対しての楽観視はしにくい状況です。引き続き、相場環境に応じてポートフォリオの最適化を行ってまいります。
当ファンドの基準価額は、長期的な視点を持ちながらも、短期的な市場の動きから目を背けることはありません。 受益者の皆様が短期の相場変動に一喜一憂せず、安心して運用をお任せいただけるよう、引き続き慎重かつ大胆に運用してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。